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民間バンクの臍帯血移植 学会「国内初の確認

時間:2009-09-12 23:51出所:未知 作者:admin5 クリックします:
民間バンクの臍帯血移植 学会「国内初の確認例」 妹から白血病4歳姉に 神戸市立病院で昨春 2009年4月24日 提供:共同通信社 神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市)で昨年

民間バンクの臍帯血移植 学会「国内初の確認例」 妹から白血病4歳姉に 神戸市立病院で昨春
                              2009年4月24日 提供:共同通信社

 神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市)で昨年3月、急性骨髄性白血病の4歳女児に対する治療として、両親が民間の臍帯血(さいたいけつ)バンクで冷凍保存していた妹の臍帯血を使った姉妹間移植が行われていたことが23日、分かった。

 臍帯血バンクには(1)第三者への提供を目的とした「公的バンク」と(2)新生児本人や家族の治療用に有料で預かる「民間バンク」がある。民間バンクの臍帯血を使った国内での移植は極めて異例で、日本造血細胞移植学会は「学会として確認したのは初めて」としている。

 民間バンク利用者は増加傾向にあり、担当医は「移植ソースの選択肢の一つとして考えていく必要がある」と指摘。臍帯血保存の在り方をめぐり論議を呼びそうだ。

 臍帯血は赤ちゃんのへその緒や胎盤から採取される血液で、血液のもととなる造血幹細胞が豊富に含まれており白血病治療などに使われる。移植には、6種類ある白血球型(HLA)のうち、4種類以上が合致している必要がある。

 きょうだい間の場合は合致率が高く、担当した同病院の宇佐美郁哉(うさみ・いくや)医師によると、この姉妹は6種類すべてが一致した。造血幹細胞の生着が確認され、合併症もなく移植は成功したが、その後白血病が再発。女児は現在も入院して追加治療を続けている。

 女児の母親は2007年3月に妹を出産した際、民間バンクの「ステムセル研究所」(東京都港区)に保存を依頼。同社などによると、女児は当時3歳7カ月で白血病を発症し化学療法を受けていたため、母親は将来の治療に備えて民間バンクを選んだという。

 公的バンクの連絡組織「日本さい帯血バンクネットワーク」(東京都港区)によると、公的バンクが保存する臍帯血を使った非血縁者間での移植は既に5000例以上実施されている。医療機関の中には家族の要望で特別に臍帯血を保存し、きょうだい間の移植を行ったところもあり、同学会にこれまで約25例報告されている。

 宇佐美医師は「保存については細菌やウイルスの混入に注意が必要。今回移植した臍帯血の品質に問題はなかったが、公的バンクも民間バンクも、同じ品質を保証するために、管理体制の統一が求められていると思う」と話している。(編集責任者:admin5)

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